駅長日記
3.312024
日本一の道の駅に行きました
今日で3月も終わりですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
菜の花の開花が大幅に遅れ、多くのお叱りの声をいただいております。「遠方からわざわざ来たのに…」「いつもこの時期咲いてるじゃないの…」等など大変申し訳ありません。来週にも花畑管理者の備中しおかぜファームや笠岡市の担当者と景観作物の会議を開き、どうして大幅に遅れたのかなど検証し二度とこのような事がないよう取り組んでまいりたいと思います。
かねてから笠岡市長がベイファームのリニューアルのついて公表しておられますが、その準備検討も含め日本一の道の駅を見学してきました。群馬県のやや北部に位置する「道の駅 川場田園プラザ」です。
笠岡市からですと山陽東海道新幹線で東京まで行き、上越新幹線で高崎、そこからレンタカーで高速道路を70分走り到着というかなりの長旅で6時間以上かかりました。当日はあいにくの雨でしたが田プラ(現地ではそう略されてます)スタッフが爽やかに出迎えてくださって、公式に視察を申し込んでいたためまずは研修室で概要や歴史などを学びました。
川場村は人口3,000人余りで過疎指定を受けたこともある村ですがこの施設はテーマパークか、と思うほど広々としており、ヨーグルトやチーズ、地ビールやソーセージなどの加工施設を併設しています。
「カワバプレミア」という食のセレクトショップがあり選りすぐりの品を購入することもできます。
そしてファーマーズマーケットをはじめ飲食店やベーカリーなど直営の店舗が9か所、テナントが5つという成り立ちでその店舗どれもがこだわった品を提供しています。
特筆すべきは乳製品でプレミアムヨーグルト1,800円はマスコミでも多数取り上げられるほどであり、リコッタやモッツァレラなどイタリア式のフレッシュチーズはすぐ食べたいと思うものでした。
昼食は群馬産の「もちぶた」やそこで養殖されたサーモンを使ったお料理をいただきましたがとても満足感のあるものでした。
それだけではなくお子様連れが楽しめる草スキーができたり遊具がゆったりと配置してあったり半日から1日滞在できる工夫がされています。
駐車場は第7まであり800台収容可能ですがそれでも待ちができるらしくベンチやテーブルなど外でくつろげるスペースもしっかり用意されていました。
一番共感したのは「働く人のモチベーションが好循環を生む」という社長のお言葉です。日本経済新聞社発表の道の駅東日本ランキング1位などおそらく日本で1番評価を受けている道の駅はとても謙虚で勉強熱心、そして妥協のない商品提供、なによりも地域の事を考えた会社でした。今後のリニューアルを考えていくにあたり、とても勉強になったことは言うまでもありません。
とりあえず、今日からの運営に活かしていきたいと思います。