駅長日記
9.62023
ひまわり2023総括
9月になっても暑い日が続きますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年のひまわりについて少し振り返りをしてみようと思います。4月に花畑の管理者が新しく備中しお風ファームさんに代わり、初めてのひまわりでしたがいかがだったでしょうか?例年6月から7月にかけて「D」の畑で第1弾のひまわりを咲かせていましたが、畑のローテーションが非常にタイトになる、などの理由で今年は7月中旬の「A」の畑からひまわりがスタートしました。
途中まで成育が遅いように見えたのですが日照が増えてからはいっきに成長が加速し、今までに見たことがないぐらい背が高く密に詰まったひまわり畑になりました。小さいお子さんには少し見にくいなどデメリットも多少ありましたが良い出来であったと思います。まだ暑さが最高ランクに至る前であったためか、開花期間も一番長いものでした。
次は一番大きな畑「C」です。ここは開花期間を延ばすため3分割して播種を10日ずつずらしていました。
中国道の駅総会の受け入れやイベント「ひまわりフェア」などを予定していたため、絶対に失敗できないし時期を外すこともできないという理由も相まって3段階の開花という作戦でした。駐車場の目の前でバイパスに面していることから、一番目立ちますしひまわり畑と言えばここ、という印象を持つ人が多い畑です。こちらは予定よりも少し早く開花し始め、咲き具合としてはGOODだったと思います。3分の1エリアが枯れ始めたら次の3分の1が満開になるというサイクルで、うまくいった気がします。
そしてお盆前からは「B」の畑にバトンタッチします。
「B」の畑も播種をずらしてはいたもののCの畑ほどの開花のずれが生じず、暑さと日照が増したことも大いに関係がありそうです。20日ごろにはピークを過ぎ、今年のひまわりはフィナーレを迎えることとなった次第です。報道でもたくさん取り上げていただけて、Instagramなどにも多く投稿をしていただき笠岡と言えばひまわり!!という反響であったと感じています。
2週間に一度「景観作物会議」を開き、管理者である備中しお風ファームさんと笠岡市の担当課、道の駅が協議をしています。
日々の管理報告を聞き成育の具合や問題点など細かく話し合っています。なにしろきれいな花畑をお届けしたいという熱意の詰まった会議です。道の駅の立場から言うとやはり6月から7月に早咲きのひまわりがなかったことで多くのお客様から問い合わせがあり、結果例年ほどの集客がなかったということも踏まえ、2024年はやはり6月から7月にもひまわりを咲かせたいという要望を出しました。スケジュール的にはタイトになりますが、4つの畑で来年はひまわりを咲かせたいものです。それから今回は通路の幅をかなり広くとりました。あまりに暑すぎるため風通しを良くし熱中症対策として具合が悪くなった人を見つけやすくする為でもありました。おかげさまで救急車を呼ぶような事態が一度もなく、安全に観覧していただけたことと思います。次のコスモスはだんだんと成長しており10月にはご覧いただける予定です。こちらもどうぞよろしくお願いいたします。