駅長日記
11.62018
全国農林水産物直売サミットに行ってきました
すっかり秋も深まりコスモスも終盤を迎えていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私は11月1日、2日と「全国農林水産物直売サミット」出席のため和歌山市に行ってきました。車ではやや厳しい距離のため福山から新幹線で新大阪まで行きそこから特急くろしおで和歌山まで行くというプランです。(前年は愛媛県松山市での開催だったためしまなみを通り車で行きました。)
北は青森、南は宮崎から多くの参加者で会場の和歌山県民文化会館のホールは一杯になりました。
年商30億超えの有名直売所や和歌山県下を中心に京阪神で24店舗を展開する直売所などの事例報告があり、大変ためになるお話でした。
そのあとは各テーマに分かれて分科会が開かれ興味のあるテーマを受講するといった流れです。私は東京大学名誉教授で直売所業界では超有名な今村奈良臣教授の特別講座「農産物直売所は6次産業化のトップランナー」を受講しました。今村教授は1×2×3=6次化という考えを作った方なのです。
慣れない勉強で頭がいっぱいになった後は交流会が開かれます。席がグループ分けされており、知り合いと一緒にテーブルに着く事ができないようになっていて主催者の「交流を促す」という配慮がされています。
和歌山県の紀伊犬をモチーフにしたご当地キャラ「きいちゃん」も接待してくれました。
私は15名もの方と名刺交換させていただき、すごく刺激になる時間を過ごさせていただきました。ちなみに笠岡ベイファームの事はどなたもご存じなく、まだまだ全国的には知名度の低さを思い知らされた次第であります。ついでに言うと「売上」もかなり低めのランクでした。会は非常に盛り上がり最上階のバーでは2次会が開かれ、更なる直売所あるあるトークや悩み相談など多岐にわたる話で遅くまで話は尽きませんでした。
翌日は4つのコースに分かれて先進地視察です。宿泊したホテルの部屋から和歌山城が見えました。
4つのコースの中から選んだのは和歌山県の北部をまわるルートです。視察先ではそれぞれ店長が説明をしてくれ撮影もOKでした。
和歌山県は言わずと知れた「みかん」の産地、パッケージングも秀逸です。瀬戸内では見ないような詰め方でした。
最後に「中野バイオケミカルクリエーション」という梅酒製造を中心とした工場を見学したのですが、梅酒のタンクが巨大で驚きました。
きちんと専任スタッフが案内してくださいます。
梅酒や日本酒の試飲も多数できますので工場見学おススメです。(たぶん予約が必要)お土産売り場もありますので買い物もできます。
2日間の全行程が終わりやっと帰れると特急くろしおに乗ったとたん和歌山地方に震度4の地震が発生、特急は緊急停止し安全確認を行うとのアナウンスがあり結局新大阪に着いた頃には指定席を取っていた新幹線はとっくに出発していて窓口には長蛇の列・・・
地震で何事もなかったのは良かったのですが最後に重ーい荷物を持って16両編成の自由席号車まで歩くのは出張疲れの身に堪えました(笑)当然自由席は満席、座れなかった事も報告しておきましょう。それはさておき、勉強になるサミットへの参加でした。あとは日々の営業に活かすのみ!!です。