駅長日記
12.162017
赤磐市農業大学校→広島県大竹市役所→倉敷芸科大学
今年も残すところ2週間あまりになりましたね。いかがお過ごしでしょうか。
ワタクシ駅長は今週あっちやこっちに多忙でバタバタしておりました。
まずは赤磐市にある農業大学校・農業開発研究所の「食と農村」講座です。全6回の講座でこの回は地域ブランドについて学びました。
班に分かれワークショップ形式で赤磐市の資源について議論し、「赤磐市に食・農・観で人を呼ぶ」というテーマで意見をまとめます。
リーダーや書記、発表役など分担し進めていくのですが、みなさん真剣そのもの。大事な仕事の時間をさいて講座に来ているだけに、何か吸収しようと必死です。
講師の方がその世界では大変有名な方で、地域が何に取り組んでいくのか、問題は何なのか、はっきりわかるような明瞭な講義でした。
その翌日は上司とともに広島県大竹市へ。大竹市は人口27,000人の小さな市でやはり高齢化や人口減の問題を抱えているそうで、統廃合された小学校跡地を有効活用し、道の駅の建設も視野に入れ計画を立てているそうです。
JRの大竹駅に2時間かけてたどり着き、駅を出てみるとどことなく笠岡駅前にそっくりなのです。
海が近いし国道2号が通っていてロケーションとしては笠岡市と近いものがあります。
大竹市役所に着き笠岡ベイファームの沿革をおおまかに話し、もし道の駅を作るのであれば外部の方に委託するのではなく地元の業者、地元を盛り上げたいと熱い思いを持っているものがすべきだという話を付け加えました。
これは市役所の中の市長室まえの応接スペース。
そのまた翌日は倉敷芸術科学大学へ。「倉敷産業研究」という授業の講師をつとめます。
今年で3回目なのですが、こればっかりは慣れません。2週間ぐらいかけて49ページのパワーポイントの資料を作りのぞみましたが、学生さんが退屈しないか、興味を持って聴いてくれるのかすごく心配でした。
講義のお題は「道の駅と地域貢献」、笠岡ベイファームがどういった運営をしていてどのように地域と関わっているのかという事を話します。
90分の講義というのは長いようで短く、最後の方はかけ足となってしまいました。何とか時間内に収め質問タイム。3名の学生さんが中々的を得た質問をしてくれ、講義を真剣に聴いてくれたんだなと安心しました。来年のインターンシップに参加します、と言ってくれた方もいてうれしい気持ちになりましたね~。このような場を与えてくださった倉敷芸科大の教授にも感謝、感謝です。
道の駅の仕事をしていると外に出させていただく事も多いのですが、まだまだ勉強ですね。日々、精進です、はい。