駅長日記
8.172021
開業から10年経ちました
このところ雨続きで農家の方はとても困っておられるようです。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
各地で大雨の被害が出ており、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
道の駅笠岡ベイファームは8月4日で開業まる10年を迎えました。本来なら8月4日前後に「10周年感謝イベント」を開催する予定でしたが、感染状況が良くないため延期しています。
笠岡ベイファームの10年の歩みを山陽新聞さんが全県版で記事にしてくれました。
「四季の花畑で集客が定着した」と見出しにあります。2011年の開業前、何もない干拓地にポツンと道の駅ができ「お客さん来てくれるかな?」と非常に不安だったことをよく覚えています。それまでは「笠岡」といえば「カブトガニ?」っていうぐらいで岡山市在住の私自身もそれ以外の情報は知りませんでしたが、今では「笠岡」っていうと「ああ、ひまわりがすごいトコだよね?」というような反応が返ってくるようになりました。全国ネットのテレビでも何度も取り上げてもらったお陰で県外の方でも笠岡を知ってるよ、という声を聞くようになりましたね~
先日は旅行雑誌「じゃらん」の全国道の駅グランプリ2021で8位に選ばれたという連絡がありました。
ベスト10に選ばれた道の駅の中で何駅かは研修などで行ったことがあり、中でも静岡県の「富士川楽座」は圧巻でした。高速道と一般道の両方から直接アクセスでき、駅内にプラネタリウムがあってなにしろ富士山の眺めが素晴らしくお客様の数も比べようがないほどでした。そんな駅と並んでランクインできたことは本当に光栄で、実感は沸きませんが素直にうれしいです。10年の間に来てくださった900万人近くのお客様にありがとうございますとお伝えしたいと思いました。また笠岡ベイファームに野菜や果物を出荷してくださる生産者のみなさんや40名近くのスタッフ、それから常に協力してくださる笠岡市長はじめ笠岡市商工観光課のみなさん、そして開業からずっと支えてくれるグループ会社である天野産業のみなさんなど関係する全ての人の力で成り立っていて、ひとりひとりの力が大きなものになったんだと改めて思っています。
10年の節目は通過点にすぎず、まだまだ至らないことも多数ありますが、笠岡のランドマークとして地域を活性化していくことを続け、ますます楽しんでいただける道の駅づくりを目指したいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!