駅長日記
11.242022
全国農林水産物直売サミットに行ってきました
毎朝4時半起きなのですが、昨日はついつい夜更かしをしてしまい睡眠不足の駅長です。ドイツ戦、前半終了時にもうだめかと思って寝ようとしたのですが、気になって布団から出てしまいました。良い試合だったですね!あきらめないってすごいです!
先日「全国農林水産物直売サミット」が3年ぶりに尾道市で開催され、ベイファームから3名で参加しました。
東日本と西日本で交互に開催され東日本開催の時は中々仕事の日程調整がつかず、行けないのですが今回は尾道なのでラッキーでした。北は青森、南は沖縄など全国から参加されています。
この3年間はコロナ禍でどこの直売所も苦労されており、農家の高齢化やインボイス制度など直売事業にとって状況は良くありません。そのような時世の中で頑張って成功されているところも多数あり、その事例発表を聴講するだけでもとてもためになります。またそういうネタを包み隠さず披露してくださる姿勢にも頭が下がります。
2部ではそれぞれ興味のある分科会に分かれてさらに学びを深堀りします。私は「顧客の若返り」についての分科会に出席しました。直売所も20年を経過したところが多く、農家が高齢化、職員が高齢化、そしてお客さんまで歳を取っていきます。そうなると今後ますます顧客が縮小してしまい、事業が立ちいかなくなるという危惧が迫っており若いお客さんにももっと来ていただくためにはどうするか?というのがテーマです。ベイファームの事例も少し話させていただきました。
その後は感染対策をしつつ懇親食事会です。他の地域の方と交流ができるようにテーブル番号が決められていて、何人もの方と名刺交換、情報交換させていただきました。
研修なので早々に宿に引き上げ二日目は視察ツアーです。尾道駅からバスで4か所の直売所を回ります。各所で責任者の方から詳細な説明があり、メモを取り撮影しながら商品も買いつつ進みます。時間との戦いでもあります。尾道から世羅に向かう道中、松江道で故障車のため2時間半の渋滞にはまるというアクシデントに見舞われたのですが、予定を少し変更して事なきを得ました。
2日間を通して感じたことは「信じたことをやり抜くことで未来は拓ける」ということでした。いろんな事情がありできないことだらけの中、挫折や失敗もありますが地域の実情を踏まえやりきっていく!それしかありません。今後の活力になりました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。