駅長日記
5.112023
ポピー畑2023について
GWがあっという間に過ぎ、少し落ち着いたところです。朝と昼の気温差が大きく調整が難しいですね。
笠岡ベイファームではポピーがいよいよ見頃となっています。2023年のポピーは以前から懸念されていた「ポピーの種が終売になって手に入らなくなる」対策として現在も販売が継続されている新種のポピーのテストをおこなっております。
「D」の畑の真ん中あたりにハゼリソウアンジェリアと共に試験栽培をしたのですが、結果は上々であります。
燃えるような赤色の花が咲きそろい今まさに満開・見頃といった感じです。一方、メインの「B」の畑はといいますと向かって右半面が見頃となりました。
こちらは白・ピンク・赤のミックスでいつものポピー畑の色合いです。左半面は開花期間を延ばすため、播種時期を遅らせてありまだ3割ほどの開花となっています。ポピーは10月ごろに種を蒔き霜が降りる前に小さな苗となって冬を越します。花が咲くまでの期間が長く、その間の雑草管理であるとか心配事も多いのでいつもハラハラさせられます。ですが、種の終売問題にある程度見込みがついたことでひと安心となりました。
4月から花畑の栽培管理が「備中しおかぜファーム」さんにかわり、そちらと笠岡市と道の駅が一体となって皆様にきれいな花畑を見ていただくために2週間に一度、近況報告や問題点の洗い出しなどをする会議を開いています。
干拓地の土壌は水捌けが悪く、花を咲かせるうえで多くの問題を抱えています。
雨が降ると畑はすぐこうなってしまいます。その中でいかにきれいに花を安定して咲かせられるか、挑戦の連続です。真剣に取り組む若き農業者と行政と道の駅がタッグを組み、がんばっていきます。みなさまご期待ください!