駅長日記
1.282019
かき祭り2019を終えて
昨日は当道の駅のイベント「かき祭り2019」の多くのご来場をいただきありがとうございました。
ラジオやfacebook、当HPなどでも説明させていただいていた通り、今年は牡蠣の成育が非常に悪く例年10トン近い牡蠣を用意してイベントを開催しているのですが、今回は4トン程の牡蠣の量でした。
漁協関係者によると、やはり夏の豪雨で牡蠣が窒息死した、赤潮が発生したというのが主の要因だそうです。
笠岡ベイファームでも肝心の牡蠣が集まらないようではイベントは中止したらどうか?という意見も多かったのですが、笠岡のJAのかき祭りや寄島が中止になったと聞き、全て中止になるのではお客様に申し訳なさすぎるとの結論で開催に至ったという経緯です。
早い方は朝7時頃から並んでくださり、結果的に500人の行列ができるという過熱ぶりで9時からの販売だったのですが40分ほどで売り切れてしまいました。買うことができなかった多くの方にあらためてお詫び申し上げます。
ですがこれだけの不漁のなか、地元産の牡蠣を4トンでも集めて下さった漁協関係者・笠岡魚市場にはとても感謝しています。
直売所鮮魚部では寄島産の牡蠣の5キロ箱をかなりの数ご用意していたのですが、こちらも瞬殺だったと聞いています。
それから今回は牡蠣の数が少ないため例年人気のバーベキューコーナーも設置できず、焼き牡蠣販売の屋台にも行列ができており
こちらは800名の方に熱々の焼き牡蠣を提供させていただきました。北木島産の牡蠣で、食べた方からは臭みがなく美味しいと評判でした。
他にも「牡蠣のアヒージョ風」や「牡蠣のお好み焼き」「牡蠣フライ」など多くの屋台が人気で皆様にたくさん牡蠣グルメを召し上がっていただきましたね~。
道の駅イベント恒例のビンゴ大会も開催したのですが、いちごやかんきつ類など道の駅特産品が当たり、こちらも大にぎわいでした。
本部および全体の進行などをおなじみの「笠岡を元気にする会」の皆様に担当していただいたのですが、柚木代表のビンゴの仕切りが相当おもしろく会場が非常に盛り上がっていましたね~。
お目当ての牡蠣が買えなくて残念だったとお叱りの言葉を多く頂戴し、満足していただけなかったお客様には大変申し訳ないのですが、当初からの予定通り「あるだけの地元産牡蠣でできるだけの事をやろう」という目標は達成できたと思います。次回は笠岡の牡蠣が豊漁であることを願うばかりです。
これからも笠岡の農産物や海産物などを広くPRするとともに、質を高めていくお手伝いができればと思います。
引き続きお客様や関係者の皆様、よろしくお願い致します。